腰模様の押入襖

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押入襖のご依頼を頂きました!

本事例の襖紙は大一商会の見本帳「水仙 第15集」の72番
腰模様の襖紙です。

襖紙は素材から「鳥の子紙」と「織物」に分類されます。
見本帳「水仙」は鳥の子紙の中級品とされている「上新鳥の子」となります。

鳥の子紙のグレードを把握しようと思うと少々厄介になるのが「新」という言葉です。
襖紙は、新鳥の子→上新鳥の子→鳥の子→本鳥の子の順でグレードアップします。
一般的に「新」とつけば「新しくなる」「バージョンアップ」「改良品」というようなイメージがありますが、
鳥の子紙においての「新」は基準となる「鳥の子」より1つダウングレードすることを意味します。


そうすると、「鳥の子」の下が「新鳥の子」なのですが、
「新鳥の子」より上で、「鳥の子」より下、という意味で「上新鳥の子」というものが存在しています。

わかりづらいですよね、、、
でも、知っていると少し気分の良いものです。(笑)

<部材情報>
表:株式会社大一商会 水仙 第15集 72
裏:雲華紙(押入のため)

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